2018年国公立大学問題を振り返る(中編)

2月下旬に国公立大学の入学試験が実施されました。
それにともない有名大学の2018年度試験問題も公開されてきています。

現在、新聞社では
「東京大学」「京都大学」「北海道大学」「東北大学」「名古屋大学」「大阪大学」「九州大学」、他一部地方大学
の問題が公開されているようです。
(日経、読売、毎日で確認しています。限定公開の可能性が高いのでリンクは貼りません)

管理人も早速問題を見てみました。
ここでは「北海道大学」「東北大学」「名古屋大学」「大阪大学」「九州大学」の問題に触れたいとおもいます。


北海道:文系[3]はサイコロで数字を作ることを考える問題で思考力が問われるか。他はよくある形式だろう。
理系は全体的に凝った設定になっている。
東北:文系はひねくれた問題もなく解きやすい。
理系は斜めに回転させて考える問題が2問ほどみられる。
名古屋:文系には根気のいる記述問題がみられる。
理系は思考力を問われる極限、関数問題がある。
大阪:文系は標準的な2問と確率を絡めた歯ごたえのある問題が1問ある。確率問題は小問2個だがどちらも手ごわい。
理系は関数の極限を用いた問題と媒介変数を利用した曲線の問題が難しいか。ほかは標準的。
九州:文系は整数問題で2進法で表記されて等比数列の和として表せるものが問われた。それ以外はひとつひとつ押さえれば大丈夫だろう。
理系は軌跡を用いた問題が2問、いずれも円がからんでいる。ほかも少々手がかかるかも。

全体的に標準よりはやや高く、全問解答は難しいと思われます。

次回はこれ以外の前期問題について触れます。

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