テレビでは今年も最強の頭脳 日本一決定戦! 頭脳王が2/3に放送されました。
今回も並みの人では歯が立たなさそうな問題に次々と答えていく回答者に衝撃を受けました。
しかし、数学や算数の問題はみなさんでも電卓を使えば正解できるはずです!
ここでは放送された中から算数数学の思考で解ける7問を取り上げます(権利が必要そうなものはこの中にないはず)。
まずは準々決勝で出題された算数の問題から。
スピードスケートの小平奈緒さんが1000mで世界記録を出しました。ということで…
以下の条件で、山手線1周にかかる時間を答えよ。
・小平選手は1000mを1分12秒09で走る
・山手線1周は34.5km
・四捨五入して0.01秒まで、「何分何秒」で答える
・小平選手は1000mを1分12秒09で走る
・山手線1周は34.5km
・四捨五入して0.01秒まで、「何分何秒」で答える
スタジオでは驚愕の嵐でしたが、これは標準的な教育を受けた小学4年生なら正解にたどりつける問題です。
電卓を使ってもいいですのでみなさんもやってみましょう。
ここから下に解説が表示されます。
このままでは計算しづらいので言い換えましょう。
「小平選手は1kmを72.09秒で走る」
こう直せばあとは掛け算を使用するだけです。
1kmで72.09秒、ということは、34.5kmでは
72.09(秒/km) × 34.5(km) = 2487.105(秒)
となります。あとはこれを分と秒に直します。
2487=60 × 41 + 27なので0.05を四捨五入して
41分27秒11と求められます。
次回は優勝を決めた問題を説明します!