算数数学を学ぶ理由を考えてみました。

算数、数学を学ぶ理由は何だろうか。
この質問を算数や数学を専門にするような人だと返答は多岐にわたるだろう。
どんな返答が考えられるか、一個人の想像で記述していく。

算数数学を学ぶと数の言い換えを思いつくようになる

算数で考えた場合、このことについて言及していた人がいた。
分数の計算で技を使うのも、生の値を割合に変換したり、割合を生の値に戻したり、というのに役立つためと。
例えば24の等価値の工程があるとしてそのうち15が終わっていたら5/8とか62.5%完了とかと報告できるわけだ。

(工程の価値をちゃんとしないと狂いが生じてしまうわけだが…)

算数数学を学ぶと課題をこなす喜びを知れる

学校で学ぶという観点での数学の特性としては、以下が考えられる。
・覚えるべき用語や基本的な式は、日常会話に必要な英語表現の数や歴史の流れを理解するのに必要な出来事の数より少ない。
・押さえるべき計算式や関数は、文学作品にありがちな言い回しの解釈違いが少なく、普遍と考えられるものを基準に構成されている。
・出来事を覚えていればうまくつなげて流れを表現できるような歴史と異なり、数学は関数や公式を覚えたぐらいではすぐに問題を解決できるような力には直結しない。(数学嫌いの主な理由がこれだろうか)

この観点から考えると、数学をやる意義の1つとして、
「単純な性質をうまく組み立てていくことで難しそうな課題が解決できてしまう」
ということを実感させるのがあるだろう。

数学が得意な人は苦手な人より社会人として多く収入を得ているというデータも見られるが
数学が得意な人は「うまくやれば難しそうな課題もできそう」という気持ちがあるのかもしれない。

算数数学は役に立たない?

「数学は自分の役に立たない」という答えもある。
大抵は数学嫌いが発しそうなセリフだが、数学好きが発する可能性もある。
この場合、数学は仕事で役立てるようなものではなく、純粋に頭の体操に使うということがある。
自分の脳を鍛えて楽しむ、というような娯楽なのだろう。

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